障がい児の通所の拡充について(村上洋子のいきいきレポートNO.2より)

9月議会<一般質問>

第4期稲城市障害福祉計画(H27~29年度)に基づく障がい児の通所事業の拡充について質問をしました。

●子育て人口の増加に伴い障がい児の通所に対するニーズも増加が予想されます。

市は中長期的には増設も視野に入れて検討を始めたということですが、通所の拡充によって「地域の方々と触れ合う機会が減るのでは」という保護者の不安に対しては、十分なバックアップのもと地域の幼稚園・保育園での受け入れも考えられるのではと示唆し、そのためにも発達支援センターの人員配置を考えて行くべきであると要望しました。 

また、多様なニーズに対応できる質の高い職員の確保については是非そのように進めていくよう求めました。

 

Q)未就学児の児童発達支援と小学生以上から高校生までの放課後等デイサービスについては、希望者が多く利用をシェアしている状態という。中長期的には増設も視野に入れて検討をしているとのことだが、その課題は?

A)児童発達支援については、現状の利用日数の増を見込むことができる一方、居住地の地域の方々と触れ合う機会の減少にもつながることが課題と考える。

放課後等デイサービスにおいては重度の障がいや高機能の発達障がいなどニーズが多様であることから、対応可能な職員の確保が課題となるとの認識である。

 

Q)保育所等訪問支援について伺う

A)改正児童福祉法に規定された新たな事業である。事業内容は、保育園等への訪問により、本人、及び保育士への支援を行うものであるが、市では発達支援センターにおいて同様の取り組みを既に行っていることから、現時点では必要ないものと考える。