<2017年12月議会報告>市長提出議案

12月議会の主な議案のうち市長提出議案は全て全員一致で可決となりました。昨年夏から素案が示され意見公募もされていた路上等喫煙の制限に関する条例が可決、平成30年4月から施行されます。

国の都市緑地法の改正に伴い生産緑地の面積要件を緩和する条例が可決されました。緑地保全が進むことを期待します。

【市長提出議案】

◎「稲城市路上等喫煙の制限に関する条例」(歩行喫煙の自粛、禁止区域の詳細等はホームページに詳しく紹介されています)

◎「稲城市生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例」(生産緑地の面積要件が500㎡から300㎡に緩和され緑地を残しやすくなります)

◎「道路線の認定」に関するもの6議案  (矢野口駅周辺土地区画整理事業関係3路線/上平尾土地区画整理事業関係4路線/南山 東部土地区画整理事業地内民間宅地開発関係6路線/押立地域における私道の寄付関係1路線/若葉台民間宅地開発関係1路線/矢野口における民間宅地開発関係1路線)

◎「町区域等の新設及び変更について」(上平尾土地区画整理事業地内の街区に平尾四丁目ができます)

◎ 稲城市市税条例の一部改正(都市計画税の減額の延長)

◎ 稲城市一般職員の給与に関する条例の一部改正(人事院勧告によるもの)

◎ 稲城市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正(関連法との整理)

 

 ◎「平成29年度東京都稲城市一般会計補正予算(第4号)(第5号)」

一般会計補正予算に賛成討論をしました。(討論要旨)

▲一般会計補正予算のうち市独自の事業に関するものとしては、公園内体育施設の照明設備を稼働する際に必要なカード発行装置の修繕(約921万円)、台風21号により冠水した多摩川緑地公園内体育施設の復旧整備に伴う工事請負費の計上(1500万円)、稲城市路上等喫煙の制限に関する条例の周知及び啓発をするための準備費用の計上(約670万円)などであり、速やかに実施されることを希望します。

▲平成30年度に小・中学校に入学する要保護・準要保護の児童生徒に係る新入学学用品費の増額(約832万円)と支給時期を入学前に前倒支給することについては、これを大いに評価します。

▲一点、今回の補正予算の中には、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度における情報連携をいよいよ本格的に行っていくためのシステム改修の費用(約697万円、一般財源からの支出約331万円)が含まれています。国の運用で様々な不備が指摘されており、情報連携システムの本格運用に向けて間違いや不具合の無いように慎重に取り組むことを要望します。また、改修費用の全額負担を国に求めて行くべきと申し添えて、賛成とします。

 

◎ 「平成29年度東京都稲城市国民健康保険事業特別会計補正予算(2号)」

◎「平成29年度東京都稲城市土地区画整理事業特別会計補正予算 (5号)」

◎「平成29年度東京都稲城市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」