ツバメ調査へのご協力 ありがとうございました!
ツバメは東南アジアなど暖かい地域に生息する鳥ですが、春先に餌となる虫を求めて日本にやってきます。その時期の日本が東南アジアより虫が多いというのも驚きです。
天敵はカラスやヘビで、そのため人家の近くに巣作りをするそうです。巣の材料は草と泥、ですから草も土も虫もまだ多い稲城はツバメにとって良い環境といえます。
しかし、最近は泥が付きにくい外壁になったり、「フンが落ちて汚い」と巣を落とされたりで日本全体でツバメの巣が減っているのだそうです。また、餌となる虫も減っているのか昔に比べ巣立つヒナの数が減少しているということです。この後、巣立った若鳥たちは昼は市街地で過ごし、夜は河原などに集結して集団ねぐらを形成(この近辺では多摩川のねぐらが有名)、秋には何千キロも海を渡って東南アジアに帰って行きます。
◎生物多様性稲城戦略の中でまちなかの生物の一つの指標ともされているツバメ、観察しやすい鳥でもあります。みんなでツバメの子育てと巣立ちを見守って行きましょう。
お知らせ頂いた市内のツバメの巣は合計12ヶ所。いずれも飛来は4月10日前後でした。他にもきっとあると思いますが継続して観察していきたいと思います。
(若葉台) 若葉台駅改札前ー3ヶ所・若葉台フレスポ牛角前ー1ヶ所
(大丸) いしがき医院ー1ヶ所
(百村) 稲城駅駐輪場入口ー1ヶ所・ 稲城駅ルパー1ヶ所
(東長沼) グルメシティー1ヶ所・グリーンコート駐輪場ー1ヶ所
(矢野口) 防災センターー1ヶ所・ セブンイレブン京王よみうりランド店 1ヶ所
(平尾) 平尾団地商店街住友銀行ー1ヶ所