学校給食共同調理場(第一調理場) 立替移転工事基本設計案について<12月議会報告・一般質問>

学校給食共同調理場(第一調理場)立替移転工事基本設計案について

新しい第一調理場は、平成32年の2学期からの運用を目指して南山小学校に隣接する場所への建設計画が進んでいます。新しい調理場は子どもたちにとっても市民にとっても完成が楽しみな施設です。市民の意見を聞き、また最新の技術や設備を取り入れることで、環境にもやさしく、安心・安全で美味しい稲城の給食を実現すること、給食を通して食育を推進すること、災害時にも力を発揮できる施設になることを期待し、基本設計案の内容について聞きました。

調理能力 6,500食/日 (小学校8校、中学校4校に配食)

アレルギー対応給食(市内全校)の提供を行う

HACCP(ハサップ)の考え方を導入*HACCP(製造における重要な工程を連続的に監視することによって製品の安全性を保障しようとする衛生管理手法)

残渣、残食の処理については生ごみの減量化、食べ残しの減る工夫をしていく。

環境への配慮については臭気や騒音、排水等周辺環境に配慮する。特に、洗浄についてはコスト、作業効率、洗浄能力、水の使用量、環境への負荷低減などを総合的に勘案し運用方法を検討する。

働く人への配慮としては、調理場の温度・湿度を適切に保つよう空調設備、換気設備の整備及び休憩室の整備により快適に作業できる施設にする。

災害時応急給食機能については、6,500食/日の炊き出しができるよう炊飯設備を整備する。

▼アレルギー対応の内容、生ごみの減量化や食べ残しを減らす工夫などについては先進事例を参考にしながらさらに検討し、運営方法についても調理部分等の民間委託について検討中であるとのことでした。機会を捉えて皆様から寄せられた意見を市に伝えていきたいと思います。