村上洋子の決意
稲城は古くからの街道筋や里山に広がる地区とニユータウンが混在するまちです。
まだまだ多く残る緑に引き寄せられるのか子育て中の若い世代が増えています。
また一方では急速に高齢化が進んでいる地域もあります。
カナダインディアンの言い伝えに「子どもを育てるのに親だけでは不十分、村中の力が必要だ」という言葉があるそうです。
三人の子どもを育ててみてその通りだと思います。
村中の力で子どもを見守り育てる。また、村中の力で困っているひとを助ける。
そんなしくみを市民自らのアイデアと力で創っていけないだろうか、という夢をもっています。
すでにまちづくりに力を発揮している市民の活動をベースに、さらに様々な活動、例えば、若い世代が雇用を得るためのスキルアップや情報交換、交流の場をつくる。子育て中のママたちや元気なリタイア世代がワークシェアリングしながら安心していきいきと働くことのできる雇用を創出する。そんな新しい働き方を地域から創出することで、「働く権利」を保障する活動も可能ではないかと思います。
稲城・生活者ネットワークの役割は、まさにその名前の通り、暮らしを豊かにするために、政治と市民の活動をネットワークしていくことにあります。
「住みたいまち稲城」を、おおぜいの人とつながりながら一緒に創っていきたいと思います。